基本が大事
先日4月19日栃木県日光市にて兄弟弟子にあたる方のお弟子さんの得度式(僧侶になるための出家の儀式)に出仕してきました。
当日は新發意(新しく僧侶になる者、仏道を志して間もない者)のご家族も参列され、とてもすばらしい得度式でありました。式もさることながら、私としては前日皆で食事をしながら戒師様が新發意にされるお話が何より醍醐味でありました。
僧侶になる心得や、修行にについてなど今まで何度も聞いて理解している話ではありますが、日々の中でそれはそれとして横に置いてしまっている事ばかりで、初心に還ることができるからです。基本というのは当たり前になって、つい忘れがちになったり、疎かになってしまいますが、本当は基本こそがが大事なんだと改めて感じる事が出来ました。
きっと仏道に限らず、どの世界にも言えることなのかなとも思います。
新發意の皆様、本当におめでとうございました。
新しい仲間の誕生に心より歓迎いたします。